家賃の仕組み
2007 / 01 / 27 ( Sat ) ![]() 不動産屋さんでこんな張り紙を見かけました。 4年間借りるとして、ABCどのアパートが一番安いでしょうか? Aと思う方 あなたは常識人ですね。そうです、世間の常識ならAが安くてしかるべきなのです。(でも間違い) Bと思う方 あなたは慎重な方です。管理費が家賃の一種であることを見抜いていますね。(でも間違い) Cと思う方 あなたは事情通か、性格がねじれているか(失礼)、どちらかですね。正解です! 費用の種類 なぜこうなるのか、意味から説明いたしましょう。 家賃 これは基本。月々かかる家賃です。 管理費(共益費) これも月々かかるお金です。しかし、いったい何の費用なのか不明(笑)。実際、0でも数千円でも特に借り手の受けるサービスは変わりません。 敷金 部屋を借りる前に不動産屋さんに預けるお金。保証金みたいな物です。普通、「家賃の×ヶ月分」と表記されます。普通は2ヶ月、安い部屋では1ヶ月くらいが多いです。まれに、Cアパートのように0のことも。 本来、退去時に全額返してもらえるお金ですが、通常「壁が汚れた」とか「床が傷ついた」とか言われて修理費を取られ、ほとんど返ってきません。 礼金 部屋を借りる前に家賃とは別に1回だけ払うお金。家賃の1〜2ヶ月程度が多いです。このお金は戻ってきません。 契約手数料 表には書いていないですが、契約時に不動産屋さんに払う必要があります。通常は家賃の1ヶ月分。お店によってはそれより安く、半月分のところもあります。 更新手数料 これも表には書いていないですが、借家の契約は普通2年契約なので、2年たったら不動産屋さんに払う必要があります。普通家賃の1ヶ月分。 以上、それぞれ大家さんに行くお金なのか、不動産屋さんに行くお金なのか把握しきれていないですが(不勉強ですみません)、普通は不動産屋さんが窓口になり、すべて不動産屋さんにまとめて支払えばOKです。 計算結果 そして本題。ABC各アパートの家賃を計算しましょう。敷金は通例どおり戻ってこない物とします。あと、Cアパートでは退去時の弁償代として家賃1ヶ月分を設定しました。 Aアパート 家賃4年分 (70,000 + 6,000)x48 敷金・礼金・手数料・更新料 70,000 x(2+1+1+1) 合計 399万8千円 Bアパート 家賃4年分 (75,000)x48 敷金・礼金・手数料・更新料 75,000 x(2+1+1+1) 合計 397万5千円 Cアパート 家賃4年分 (77,000)x48 手数料・更新料 77,000 x(1+1) 退去時の弁償代(?) 77,000 合計 392万7千円 このように、家賃が安い部屋ほど高くつきます。家賃が一番高いCアパートが一番安いのです。 数字の意味を良く知っておこう! 私が不動産屋さんに行っていつも疑問に感じるのは、この不明朗な料金システムです。いや、意味を知っていれば明朗なのですが、全くの初心者なら間違いなく一番高いAアパートを選んでしまうと思います。 経験を積んだ私でさえ、気をつけていてもついつい家賃のみに目がいってしまいます。みなさんは惑わされないように、ちゃんと電卓片手に不動産屋さんに行きましょうね! 敷金や礼金はそれぞれ意味があるので仕方ないかも知れませんが、ぜったいに間違っているのは「管理費」や「共益費」。 これまで管理費がある部屋とない部屋両方住みましたが、全く何も変わりませんでした。何かを管理してもらった覚えもないし、共同の費用(街灯代とか?)の明細を見せてもらったこともありません。どう考えてもお金を余計に取るためにだけ設定されているとしか思えません。管理費や共益費は家賃に含めて表記してほしいものです。 ![]() 残念なのは、現状では「管理費」をとらない良心的な大家さんがばかを見てしまっていること。「管理費なんて設定したら即刻タイホ!」なんて法律できないかなあ? |
こんな店員さんはステキ/いまいち!
2007 / 01 / 27 ( Sat ) こんな店員さんはステキ/いまいち!
あなたの目的は良いお部屋を探すこと。そのためには良い店員さんに出会うことが大切。良い店員さんに出会いたいから良い不動産屋さんを探すのです。 オヤジタイプの不動産屋さんでも、たまたま若くて良い店員さんが担当になればしめたもの。良いお部屋が近づきます。間取り図で目星をつけたら、なるべくたくさんのお部屋を見せてもらいましょう。 こんな店員さんはステキ ![]() ・とにかく物件をたくさん知っている 近所の物件をすべて頭にたたき込んでいるような人なら最高。こちらがなかなか決めかねていても、いやな顔せずにたくさんのお部屋を紹介してくれます。1日数件以上みせてもらえることも。 小さい頃から現地で育ったような人が多いようで、「新地元タイプ」のお店にいることが多いです。 ・フットワークがある 物件の場所次第で車、自転車、徒歩など、案内手段を選びながら案内してくれます。短時間でたくさんのお部屋を見ることができます。 ・ちょっと違うお部屋も案内してくれる 最初にこちらが提示した条件とは若干違うお部屋にも案内してくれます。最初は「そんなお部屋じゃないんだよ〜」と思うこともあります。でも、私の経験では、ちょっと家賃が高かったり安かったりしても、良いお部屋ならそこに決めてしまうことが多いですから、見せてもらうほうが◎。 ・お部屋の欠点も教えてくれる 「ここは『出る』」とか「このお部屋は明け方新聞屋さんがうるさいかも」とか、正直にお部屋の欠点を教えてくれる人はありがたいです。でも、実は利ざやの大きい物件に誘導しようとしているのかも?? こんな店員さんはいまいち ![]() ・少しの物件しか案内してくれない 忙しいのか、本当に物件がないのかわかりませんが、1,2件しか案内してくれません。 私が渋っていると「どの部屋も欠点はあるから仕方ないの。早く決めて!」なんて言い出す人も。不幸にしてそんな店員さんに出会ってしまったら即刻別のお店にしましょう。 ・一部の物件にこだわる 1,2件案内しただけで「ここはお勧めです」としきりに勧めてきます。探す側から言うと、条件の違う物も含めて、もう少しいろんなお部屋を見てみたいですよね。 ・希望家賃より安いお部屋しか見せない オヤジ型の店員さんでたまにいます。希望家賃8万円なのになぜか6万円程度の部屋しか案内しなかったりします。「こいつには8万円も支払い能力ないだろうな」と思われているのかな?? 当然、希望物件に出会う可能性は低いです。 |
不動産屋4つのタイプ
2007 / 01 / 27 ( Sat ) 不動産屋4つのタイプ
不動産屋さんはだいたい次の4種類に分けられます。(ほんとかよ) 1.チェーン店 ![]() アパマンショップなどのチェーン店。店員がみな若いのが特徴です。 2.新地元タイプ ![]() 地元のお店なんだけど店舗はきれいで店内は明るいです。店員はおばさんと若い男の組み合わせが多い。 3.おやじタイプ ![]() 別名「旧地元タイプ」。古びた張り紙と暗い店内が特徴。大抵おやじがどっかりすわっている。 4.やくざタイプ ![]() こわもてのお兄さんやおじさんが、タバコを吸いながら仕事しています・・ 注)サングラスはしていません。 タイプ別攻略法 1.チェーン店 店員さんはみな親切なので、ここで探すのは悪くありません。若くて体力のある店員さんが多く、熱心にいろんな物件を探してくれます。ただ、店員さんが地元の事情や物件に疎いことが多いのでちょっと不安も・・ 2.新地元タイプ 一番のお勧め。地元の小さいお店とはいえ、清潔で明るい店内はやる気を感じさせます。事実、地元の事情とすべてのお部屋を暗記して、なおかつフットワークの軽い「ウルトラ店員さん」に出会う確率が高いです。 なお、一見チェーン店でも、実は地元の不動産屋が変身しただけの新地元タイプのお店であることもあります。 3.おやじタイプ いまどき手書きの張り紙を出しているレトロなお店。地方から出てきた純粋なあなたには良心的なお店に見えるかも知れません。しかし実態は逆。古びた張り紙に古い店内というのは要するにやる気がないのです。 こういうお店を発見したらなるべく汚い服を着てアタックしてみましょう。店のオヤジに上から下までじろじろ見られた上で「そんなお部屋ないねえ」と門前払いされる可能性大です。 汚いお店の雰囲気を壊さないようにわざと汚い服を着て訪問してあげたのに(笑)、客を追い出すとは・・。 というわけで、このタイプの店は部屋探しには向きません。 普通は、お年寄りが老後の趣味で続けているようなお店なので、オヤジには日本が昔貧しかったころの記憶(服装=収入)が刻まれているのでしょうか。私の経験では、かっちりした服装なのにしぐさや話し方がアレな人が一番怖いんですけど。 ・・すみません。このタイプのお店にはずいぶんと不愉快な思いをさせられてきたので、つい熱くなってしまいました。 4.やくざタイプ めったに見かけません。私はこれまで累計数十件は不動産屋を覗いてきましたが、はっきりそれとわかるのは1件だけでした。「かっちりした服装なのにしぐさや話し方がアレな人」が店員です。 もちろん、私は入ったこともありません。多分、公売とか立ち退き交渉とかそういう怪しい仕事が中心なのではないでしょうか。つまり、部屋探しを熱心にやってくれるとは思えません。 |
家賃の行方
2007 / 01 / 27 ( Sat ) 家賃の行方
大家さんは地主様、不動産屋さんは手下、部屋を借りる人は小作農、ということが判明しました(^_^) さて、我々が支払う家賃はどこへ消えるのでしょうか? もちろん一部は不動産屋へ、多くは大家さんの手に入ります。しかし、大家さんも大家さんでそのすべてを資産にできるわけではなさそうです。 人に部屋を貸すくらい資産を持っている人は、我々小作農からは想像もつかないほどの税金を支払っています。固定資産税もばかになりませんし、親から土地を引き継ぐようなときは最大資産の50%!を納税する必要があります。(最近までなんと70%でした・・) 家賃が、建物の建築費用に使われるのならいいのですが、我々の家賃は 「実は税金を払っているだけ」 というのはアホらしいと言えばアホらしいですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
悪徳不動産屋って?
2007 / 01 / 27 ( Sat ) 悪徳不動産屋を見分けるには?
![]() 初めて部屋を探す方に、「どうすれば悪徳不動産屋を見分けられるの?」と聞かれることがあります。 結論を先に言うと、部屋探しにおいて悪徳不動産屋というものはまず存在しません。(考えようによってはすべてが悪徳かもしれません?!) なぜかというと、不動産屋さんの手数料が「家賃の1ヶ月分」と決められているからです。それ以上とられることはありません。(※少数ですが家賃1ヶ月分の半分、というところもあります) 真に悪徳な業者もいますけど、そういう人々は家の売買とか公売とか立ち退きとかで暗躍しているようです。怪しげなところで利益を上げている人間は多額のお金がもらえないと動きません。借家の手数料である数万〜10万程度のお金でお縄になったり免許を取り消されたりするのは割に合わないのではないでしょうか。 また、悪徳でないにしろ「不良」なところは、同じ理由でまじめに部屋を探してくれないことが多いです。なので、複数の不動産屋さんをはしごして丹念に部屋を探すのであれば自動的に悪徳業者は避けられますよ! 免許の更新回数って? 「不動産屋さんの免許の更新回数が多いところは信頼できる」という話を聞くこともありますが、私の経験では全く関係ありませんでした。 無愛想で不愉快な不動産屋でも免許の更新はできます。新しい不動産屋でもバリバリがんばっているところがお勧めですよ。 |
















